(3月21日)
私を癒してくれるもの達
大人であっても物言わぬ可愛いものを
傍に置きたい そんな気持ちは誰にでもある
たくさんの愛好家たちがそうであるように
それらは命あるものとして扱かわれ
語りかけ慈しみ自分の息を吹きかけるように
愛しい想いで傍に置く
そしてその想いは彼女らに伝わっていて
実にいい顔をしてくれる
私がカメラを向けた「バリ猫」
「ホラ!おすましして」と言うとこんな顔をした
彼女からの精いっぱいのお返し表現である
私の愛するもの達 私を癒してくれるもの達
祇園枝垂桜
京都・円山公園にある祇園枝垂桜が
今年も開花の時期を迎える
昔 この桜が咲いたらここで会おうと
約束していた若い男女がいた
桜がきっかけで出会った二人だから 男は
この桜の木の下でプロポーズするつもりであった
満開間近の次の日曜日がお花見と決まった
心待ちにしていた二人に襲った不幸
雨の降る朝 彼は事故に遇い逝った
女は今でもこの桜が咲くとここに来る
そして精いっぱいこの桜を愛でる
それが男へのせめてもの気持ちである
(3月22日)
(3月23日)
花鮨
我が家のお庭に桜の花が咲いたなら
春を彩り 今年も花鮨を作りましょう
お気に入りの空色の器に春を盛り付けて
家族団欒で食べましょう
どんなにお外がよく見えたって
私の居場所はここしかない
私が一番幸せになれるのがこのお庭
桜の木の下に花ござ敷いて
はらはらと舞い散る花びらの中
家族四人で桜を愛でて頂きましょう
それが私が生涯をかけて
望んでいた幸せではなかったのか
(3月24日)
親愛なるマドンナへ
どうしたんだい? マドンナらしくない
少しいじけて下向いて
涙ポロポロなんて似合わない
あんなに季節を追いかけて
目標に向かって走り続けていたのに
こんなところで動かなくなるなんて
恐れることは何もない
みんな同じ地球の人間同士
マドンナの気持ちは届いている
空を見ることを教えてくれた人
さあ!原点に戻ってもう一度踏み出せ
潤い
息切れしそうな私がいた
一生懸命歩いていて
自分に潤いを与えることを忘れていた
乾いた心は摩擦を起こし上手くかみ合わなくて
何気ない一言で相手の心を傷つけてしまう
足早に歩くのはもうやめよう
立ち止まって喉の渇きを癒して
心に潤いを与え もっと人間らしく生きよう
(3月25日)
伝統
1400年の歴史と伝統を誇る日本の国技「大相撲」
年に6回開催される本場所のうち
今 大阪で「大相撲春場所」の取り組みが行われている
館内にはたくさんの御茶屋さん(案内所)があり
たっつけ袴姿の出方さんが出迎えてくれ館内を案内してくれる
そして食事をしながら和やかな雰囲気の中で相撲を楽しむ
伝統とは重きもの たくさんの重圧の中にいる
それを守り続けていくには関係者のたゆまぬ努力が
必要とされる
これからも日本の国技として発展していくことを願う
全勝力士3名。 千秋楽も近い
(3月26日)
バースデーベア
あなたのバースデーベアを買ったよ
身につけていると幸せになれるんだって
二人でお揃いで携帯電話に付けようよ
携帯でメールする度に 電話する度に
このベアはみんなお話聞いているの
ちょっと恥ずかしいけれど・・・
私達のバースデーベアだからしかたない
あなたはお空の色 私は野原の色
春だから新しいストラップに変えようよ
そしてこの子達と一緒に春に駆けて行こう
(3月27日)
Love
Love
is real, real is love
Love is feeling, feeling love
Love is wanting, to be loved
Love
is touch, touch is love
Love is reaching, reaching love
Love is asking, to be loved
Love
is you
You and me
Love is knowing, We can be
Love
is free, free is love
Love is living, living love
Love is needing, to be loved
(John Lennon)
(3月28日)
喜びの色
今年もご近所にミモザの花が咲いた
小さなポンポンがたくさん集まって
春の訪れを喜んではじけた笑いのように見える
満開の桜に負けぬようにそれぞれの花たちが
精いっぱいの美しさで咲き誇る
春は別れの季節 そして出会いの季節
私もしっかり帆を張ってこの港から出航しよう
花たちが喜びの色で私の心を包む
ミモザ・(3月29日)
スノーフレーク・(3月30日)
愛しいおまえに
満開の桜が待ちきれない私に
別の花たちが微笑みかける
「もうすぐだよ」って優しい声が聞こえてくる
そして馳せる私の気持ちを静めてくれる
上ばかり見て歩いていたよ
足もとにこんな可愛いおまえがいたなんて
私は今日まで気づかなかった
少し摘み取って家に連れて帰ろう
おまえの下向いた顔がやけに愛しいよ
(3月31日)
春を装う
桜が咲いた チューリップも咲いた
すみれやタンポポやレンゲ草も咲いた
すっかり春だ
出遅れているのはマドンナだけ
さあ!春を装って出かけよう
パステルカラーのお洋服に着替え
真っ白いミュールを履いて出かけよう
あの街に行けばあなたに会える