あこがれ   (9月1日)

   カレンダーが新しいページに変わった。
  ゆっくりと時が流れている。
  変わらないのは私の想いとあこがれ。
  今日もまた夢を乗せて・・・
  あなたは茜色の空の彼方に飛んで行った。
  私はいつもここに残されて・・・
  あなたへの想いが大きくなるばかり。
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長月・ 1
少しの涼を・・・   (9月3日)

   冷夏だった夏の最後の巻き返しなのか
  この所の暑さには降参したくなる。
  9月の季節は秋を予感させ、気持ちはもう
  秋気分だから、よけいに暑さを感じてしまう。
  せめてひとときでも「涼」をと思い
  しまい込んでいた画像を出してきた。
  この時川の流れを見ながら、私は何を思ったか。
  「暑くても・・それでも夏が好き」
  それぞれの季節を感じられる四季を
  やはり素晴らしいと思った。
  
冷菓をどうぞ!   (9月4日)

   暑い暑いを繰り返して一日が終わる。
  「残暑もあとしばらくの辛抱よ」と言い聞かせ
  気の合うお友達をお招きして、ちょっと楽しい
  おしゃべりタイム。
  秋の楽しいイベントや子供のことやおしゃれの話。
  「阪神優勝のバーゲンセールに行こうね」と
  そんなお約束もきっちり出来た。
  トコロテンにちょっと可愛い気配りをして
  優しい気持ちでおもてなし。 
  でもね・・ 
  ホットコーヒーが美味しくなる季節、もうすぐだよ。
朝日   (9月6日)

   青い空の美しさと昇る朝日の荘厳さと
  沈む夕陽の切なさを私に教えてくれた人がいた。
  それからは空を見上げるのが楽しくなった。
  これは私が初めて撮った「朝日」の写真である。
  朝日が昇る瞬間にカメラを向けた時
  何故か涙が止まらなかった。
  こんな感動を教えてくれた師に感謝したい。
少年のような心で・・・   (9月8日)

   女の子だってたまには少年のような心で
  こんなおもちゃを並べて遊んでみたい時がある。
  空港で働く車たちに囲まれて、1機のジャンボが
  スタンバイを始めている。
  本物はいつも遠くてあこがれで終わってしまう。
  けれどこの子たちは私の手の中で遊んでくれ
  いつも私を満足させてくれる。
  私にとっては愛しくて大切な友達なんだ。
   
   
お月さまとうさぎ   (9月10日)

   昔、天の神様が旅人の姿になり、猿ときつねと
  うさぎに食べ物を請うたところ、猿は木の実を
  きつねは魚を旅人に恵んだ。 
  何も採れなかったうさぎは
  「どうか私を食べてください」
  そう言って火の中に飛び込んで行った。
  天の神様はそのうさぎを哀れに思い
  月にその姿を描いたという。 少し切ない伝説。
  子供の頃
  母はそんな 「お月さまとうさぎ」の話をしてくれた。
  私は今でもお月さまの中にうさぎが見えてくる。 
  明日は十五夜。
 
(月と火星)
グラウンド・ゼロ   (9月11日)

   あの日、摩天楼のビルがふたつ消えた。
  WTC跡地に今年も 「 September 11 」が訪れた。
  テロから2年を迎えたニューヨークでは
  犠牲者の追悼碑が立てられ、たくさんの花束や
  メッセージが寄せられているという。
  世界の平和とテロ根絶を祈りたい。
         彼女のキラキラ星

  都会の高層ビルの最上階のレストランに
  彼は彼女を誘った
  
  宝石を散りばめたようなこの街の夜景を見ながら
  彼女は嬉しそうに言った
  
  「都会ではなかなか星が見えないから
   ここから見下ろす街はまるでキラキラ星のよう」

  やがてゆっくりと料理が運ばれて来た

  美味しそうに食事をする彼女の笑顔は
  この夜景と同じくらい綺麗に輝いていた

  今夜 彼女をここに連れて来てよかったと
  彼は心からそう思った

  まもなく結婚する二人である
                    マドンナ (9月14日)