桜・桜・桜・桜
造幣局・通り抜けの桜・大阪市中央区  (4月14日)

   地域の桜が終わる頃、大阪ではもう一度桜を楽しめる。 大蔵省造幣局の桜の通り抜けである。
  もともと珍しいサトザクラを植えたことに始まるこの並木道は、局員だけの観桜ではもったいないと、
  明治16年に当時の局長の粋な計らいで、一般公開された。 120種類、380本の桜はほとんどが
  量感たっぷりの八重咲きで、紅を落としたような淡い色から、紅紫色、黄緑色と多彩で、
  花のアーチの艶やかさといったらない。 
  浪速の桜の見納めとばかりに、桜を愛でる人々の行列は延々と続く。
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