円山公園の桜・京都 (4月10日)
八坂神社の東に続く円山公園は京都で最も古い公園である。
園内は広々としていて、800本程のソメイヨシノやヤマザクラが
植えられている。
中でも 「祇園枝垂桜」と呼ばれている桜はまた格別だ。
実はこの桜は二代目で、明治の開園当初にあった初代は、
昭和22年に枯死してしまったらしい。 この桜は初代の実生を育て、
同じ場所に植えられたそうだ。 樹齢75年、高さ12m、枝の長さ
10m。 夕焼けに染まり、やがてライトに照らされると、ますます
花姿は妖艶になる。 足元に花かがりがたかれ、荘厳な中で
凛と咲く老桜に、痛い程の切なさを感じる。
どうぞしばらくの間、スライドショーをごらんください。