　　　　　　　　桜とは・・・

絢爛豪華な大阪城の天守閣の隣接に
大阪ビジネスパークを借景に咲く桜

ここは古きと新しきが折り重なる場所
桜は本来古風な花なのに
斬新なクリスタルビルにもよく似合う

主役でありながら脇役を務める桜
桜はそんな謙虚な花である

大阪市住吉区　万代池公園　　２００３年４月撮影
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月１０日）

今月の「マドンナの夢ギャラリー」のBGMは
オズワルド氏作曲のＭＩＤＩ「恋心」です
素敵なＭＩＤＩと共にお届けするこのギャラリーは
私からあなたへの愛のメッセージです

　　　マドンナの夢ギャラリー
　　　　　初代トップページを飾った桜

２００８年４月１０日
「マドンナの夢ギャラリー」が５周年を迎えた
これが初代トップページを飾った写真

毎年桜が咲くとHPを開設した日のことを思い出す
５年前　私はこの写真でスタートを切った

「マドンナの夢ギャラリー」は
あなたと私を繋ぐ愛の架け橋だった

あなたが教えてくれたように
被写体に恋をして写真を撮って
命を吹き込むようにして言葉を紡ぎ
これからもたくさんの人にメッセージを届けたい

　　　　　　　　　　　　中学校の桜

私の通った中学校は合併して　校舎はすでに廃校になった
けれど不思議なことに　夢に出てくる中学時代の思い出は
木造のギシギシきしんだおんぼろ校舎である

教室　職員室　音楽室　理科室　図書室　クラブの部室
どの部屋にも数々の思い出がぎっしりと詰まっている
２クラス　男子３６名　女子３２名の卒業生だった

今年１月　５年ぶりに同窓会をした
歩んで来た人生を語り明かし　酒の勢いで昔に返った
「今頃　告白しても遅いって」　甘酸っぱい想いが交差する

　　　　　　あと２日・・・

春休みの校庭はひっそりとしている
入園や入学を前に満開になったこの桜
誰もいない校庭で子供たちを待つ

次に降る雨で散ってしまうのか？
春休みもまもなく終わる
美しい花姿で子供たちを迎えておくれ

あと２日・・・　そのままでいて・・・
花散らしの雨よ　どうか降らないで

　　　　　　　子供の成長

娘も息子も三年保育で幼稚園へやらせた
娘は成長が遅く　息子は成長が早かった
そして二人は平凡な大人になった

身長が何センチ伸びた
字が書けるようになった
ハーモニカが吹けるようになった

ささやかな成長がとても嬉しかった
ふたつの宝ものを授けてくれた神さまに
毎日感謝しながら暮らしていた

　　　　　　　　　　　　　　　太閤秀吉の桜

重要文化財に囲まれた大阪城西の丸庭園の桜は市内屈指の桜の名所
西の丸庭園は北政所（ねね）が住んでいたところで
春になれば　桜が庭園全体を包み込むように咲き誇る

大阪城の桜はソメイヨシノが約１９００本　ヤマザクラが約９００本
サトザクラが約８００本と　大阪城のどこを歩いても　桜　桜　桜である

大阪城本丸正門を「桜門」という
秀吉は桜の花をこよなく愛し　山科や吉野でもよく花見をしたと伝えられる
妖艶な夜桜と絢爛豪華な天守閣の競演は息を呑むほど美しい

　　　　　　　　神社の桜

幸せに暮らしている時は神様を忘れる
何かことが起きると鳥居をくぐる

苦しい時の神頼み
私は罰あたりな勝手信仰

でも母はそれでもいいと言った
神様は求める者を受け入れてくれる
神様は決して人間を見離さない・・・と

神社の桜は　今満開なり
神様もお花見を楽しんでられるのだろうか

　　　　　　　　Ｈｏｏｐの桜

まだ少し肌寒い彼岸に咲き始めた桜
せっかちなこの桜に「急がないで」と声かけた

そしたら開花宣言をした矢先に花冷えとなり
ゆっくりゆっくり楽しむように開花していった

今もまだ満開に咲き誇るＨｏｏpの桜
階段の下が自転車置き場

私は今日もここに自転車を止めてお買い物
都会の桜は四角いビルにも美しい調和を見せる

　　　　　　　　　　　　滑り台の思い出

息子がまだ幼稚園にも行かない頃　公園の滑り台から落ちた
目を離した一瞬のすきで　その瞬間を見ていない

たんこぶはみるみるうちに大きくなっていった
痛かろうと思うと私の方が泣きたい気持ちだった

「ごめんね　ママが悪かったね　ごめんね　痛かったね」

息子をギュッと抱きしめて息子の痛みを半分背負った
まだまだ新米ママの春の日の滑り台の思い出

　　　　　　　　　　　　　私の桜

２００８年大阪の桜の開花宣言は３月２６日だった
待ち遠しくて何度も公園の桜に逢いに行った

日本人ほど桜を愛する者もいないだろうと思うほど
桜の開花を待ち望み　桜が咲けば桜の下で花見酒

子供たちが小さい頃よく遊んだ公園
ここで私は今年初めて「桜」にカメラを向けた
桜の開花が嬉しくて　ドキドキが止まらなかった