今月の「マドンナの夢ギャラリー」のBGMは
オズワルド氏作曲のＭＩＤＩ「そばにいて」
素敵なＭＩＤＩと共にお届けするこのギャラリーは
私からあなたへの愛のメッセージです

　　　　　　　　　　　　　　巣立ち間近　　　

春に南の国からきた２羽のツバメが店舗の軒下に巣を作った
そこで４羽のヒナが生まれ　親ツバメは一生懸命に子育てをした
ヒナたちは日増しに大きくなり　いよいよ巣立ちの時を迎える

親ツバメは一日何度もヒナたちに餌を運び　ヒナたちも親を待つ
その一途で健気で固い絆で結ばれている親子の姿に心打たれる

私たち人間には今何かが欠けているのだろうか？
親が子のために与える無償の愛　そんな心を忘れてはいけない

都会の片隅で生きるツバメの親子に「愛の姿」を教えられる

　　　　　　　　　　　　　　今日のまい（舞）

我が家には三姉妹の猫がいて　この子は三女猫のまい（舞）である
公園でノラしていたまいが　２００６年７月１日にうちの子になった

外猫時代の食の細さからか体重は増えないが態度はデカくなった
人間の気持ちがよくわかる猫で　甘え上手で気持ちをくすぐる
私が落ち込んでいると　必ず膝の上に座りまいは私に温もりをくれる

まいには優しさと人に好かれる要素を教えてもらうような気がする
大きな病気をして２度も手術をし　それでもケセラセラと生きるまい
私もまいのように強くなれたらいいな・・・・

今日はまいの「うちの子記念日」　ハッピーバースデーおめでとう♪

　　　　　　星の砂

小さな瓶に星の砂を入れて
息を吹きかけてみた

私の吐息はあなたへの想いばかり
小さな瓶はすぐにいっぱいになった

それを海に浮かべたら
波に抱かれて流れて行った
これでいいんだよ・・・

星の砂と混ざり合い
苦しい想いがやっと楽になれる
これでいいんだよ・・・

　　　　　　喪服の女

喪服の君がこれほど美しいとは

哀しみに打ちひしがれた君に
かける言葉もなく僕は佇むだけ

髪飾りに紫の花一輪

柱の陰から君の姿を追う
喪服の君の美しさに菩薩を見る

　　　　　　　　スズメノテッポウ

ねえ・・・
広子ちゃん絵里ちゃん博哉ちゃん覚えてる？
祭りの夜店で買ったペンダントを失くした日のこと

広い野原のどこを探しても見つからない
誰が私のペンダントを拾ったの？

スズメノテッポウ？　カラスノエンドウ？　
ネコジャラシ？　ペンペングサ？

今でも野原の雑草に出逢うと尋ねたくなる

「ねえ・・・誰か私のペンダント知らない？」

　　　　　赤い絨毯

幕が開き　スポットライトの中
私は恋の台詞を言う女優

時には想いと台詞が重なる
本当はあなたが好き

赤い絨毯の上
今日もフィクション世界で
ノンフィクションの気持ちを演じる

それが哀しい女優のさだめ

　　　　　　　　　　七夕

今宵　天の川ではふたつの星がめぐり逢う
その儚くて切ない逢瀬は幾千年もの間
終わることなく繰り返されてきたラブストーリー

再会の　時は短く　過ぎてゆき
　　　　　紡いだ愛は　束の間の夢　（マドンナ）

　　　貴方にとって織姫は誰？
　　　貴女にとって彦星は誰？

いつの夜も　君の姿を　夢に見て
　　　　　　今宵渡らん　愛の架け橋　（マドンナ）

　　　　アリババと４０人の盗賊

開門の呪文を忘れたアリババは
その場所に佇んだ
２４時を過ぎると夢から現実に戻れなくなる

「開け　○○・・・」　「開け　○○・・・」

忘れた呪文は思い出せない

アリババは現実に戻らなくてもよかった
愛した男がここにいれば今を捨ててもいい

「開け　○○・・・」　「開け　○○・・・」

アリババの門は永遠に開かなくてもいい

　　　「おはよー」

「おはよー」　・・・とあなた
「おはよー」　・・・とわたし

この言葉　メールではなく
毎朝見つめ合って確かめ合って
言えたら・・・

ああ・・・　どんなにいいだろう

　　　　天国までの距離

天国までの距離は
地球人のロケットで行くと
９万年かかると聞いたことがある

愛する人を天国へ見送ると
いつも雲の上にいて
私を見ていてくれそうな気がする

飛行機で雲の上をフライトすると
天国にいる愛する人に
逢えそうな気がしてならない