May . 2
BGM 「そばにいて」
今月の「マドンナの夢ギャラリー」のBGMは
オズワルド氏作曲のMIDI「そばにいて」です
素敵なMIDIと共にお届けするこのギャラリーは
私からあなたへの愛のメッセージです
大阪市立長居植物園  (5月11日)
     夫婦鳥


いつも一緒にいたいね
雨の日も風の日も

同じ風景の中にいて
同じ夢をみて
同じ空を飛びたい

一緒にいると勇気をもらう
一緒にいると愛をもらう

あなたと私はふたつでひとつ
夫婦(めおと)鳥
前世で結ばれなかったふたり

伊丹空港  (5月12日)
和歌山電鉄車内・2006年5月撮影
  イベント・母の日の絵画募集  (5月13日)
     2007 Mother’s Day


遠い昔のおぼろげな記憶の中で
私が初めて母に贈ったのが
「お母さんありがとう」の気持ちで描いた絵だった

母がもっともっときれいに見えるように
真っ赤な口紅を口いっぱいに注した
そして水色にピンクの水玉の洋服を着せた

今年 ひとつ間違いを起こした
花屋の店先でカーネーションを買う時 色を訊かれた
本当は今年から白なのに「赤」と言ってしまった

今でもどうしても惜別の白を手向けられない
「お母さん ありがとう」 ・・・と
今年も真っ赤なカーネーションを添えて言ってみる

       女心


嫌い(好き)
放っておいて(相手して)
メールはいらない(毎日ほしい)
電話もいらない(毎日ほしい)

ANAいっぱいに
正直な気持ちを積み込んで届けたい
女心を受け止めて

あなたのこと嫌いになる訳がない
放っておかれたら泣いちゃうよ
メールも電話も毎日ほしい

ねぇ・・・ 女心 わかって





大阪市立長居植物園  (5月14日)
     フワフワと


いらなくなったものを置いてゆく
セピア色の想い出はもういらない

背負っていたものを置いてゆく
気苦労や心配はもうしない

少し軽くなったわ
これでフワフワと飛んでいける

風に乗って
あなたの街まで飛んでいける
猫ふんじゃったなギャラリーPART5 作品より
   大阪・北浜10Wギャラリー  (5月15日)
    れんげの絨毯


れんげ畑で寝転んで
ねえねえ あなたと何を話しましょう

昨日の喧嘩 今日のごめんなさい
私たちいつもそんな繰り返し

ソッポ向いて じゃれあって
またソッポ向いて じゃれあって
赤い糸は切れないよ

れんげの絨毯お布団にして
あなたのそばで眠りたい
京都御所  (5月16日)
             京都・葵祭 2007


毎年5月15日に行われる葵祭は下鴨神社と上賀茂神社の例祭で
祇園祭・時代祭とともに京都の三大祭に数えられている

この祭りの特徴は平安時代以来 国家的な行事として行われたことで
わが国の祭りの中でも数少ない王朝風俗の優雅な伝統がしのばれる

この祭りは今から約1400年前に凶作が続いたため
4月の中酉(なかのとり)の日に馬に鈴をつけ
人に猪頭(ししがら)をかぶらせ 祭礼を行ったところ
風雨はやみ 五穀は豊かに実り 国民は安泰になったという

五月晴れの中 そんな願いが込められ今年も葵祭が行われた
京都・大田神社(大田の沢) カキツバタ
(5月17日)
           大田の沢のカキツバタ


上賀茂の大田神社は平安の時代からカキツバタの名所だった
参道入り口の脇に広がる大田の沢のカキツバタは
国の天然記念物にも指定されている

   神山(こうやま)や 大田の沢の かきつばた
      深きたのみは 色に見ゆらむ (藤原俊成・平安の歌人)

これは紫一色だけの花を縁結びの神さまにかけて
ふた心のない想いを詠んだ歌で ここは長寿や縁結びの神さま

緑の湿原に紫のカキツバタが浮かび上がり 幽玄の世界が広がる
京都・上賀茂神社 細殿(ほそどの)
 桜門(ろうもん)  (5月18日)
              上賀茂神社


上賀茂神社は下鴨神社と並び 京都で最も古い神社のひとつ
伊勢神宮に次ぐ神格が与えられ 本殿と権殿は国宝である

細殿の前には「お清めのお砂」の始原であるという一対の立砂があり
この円錐形の立砂は神が宿る場所「ひもろぎ」の名残りだとか

境内には御手洗川と御物忌川 それらが合流する楢の小川も流れ
桜 藤 萩 紅葉 山茶花など一年中四季折々の花木が楽しめる
上賀茂神社は1994年12月 世界遺産に登録された


    風そよぐ 楢の小川の 夕暮れは
             みそぎぞ夏の しるしなりける 
                    (藤原家隆・百人一首より)


京都御苑  (5月19日)
        我が友よ


これまでの人生の中で多くの友人に出会った
そして仲良くなって青春してきた
友人といると今でも青春の中にいるようだ

ふるさとの自然を相手に謳歌した日々
多くの友人がいつも私の周りで笑っていた

結婚して舞台は大阪へと移り三十余年
ここでもまた多くの友人が私を支えてくれた

ご無沙汰だなあ・・・
私 最近やっと心の余裕が出たきたよ

逢いたいなあ・・・
久しぶりにメールしたら逢ってくれる?
そしてまた私と青春して笑ってくれる?
京都・上賀茂神社  (5月20日)
       楓(かえで)の実


見上げれば 楓若葉の 紅そよぐ
       ハート型して 誰を思わん (マドンナ)


若葉美しい上賀茂の地で紅の楓を見つけたり
楓の実はふたつでひとつのハート型
いつも紅色心で寄り添って

楓の実・・・・
プロペラのようにくるくる回りながら落ちてゆく
そよぐ時も落ちる時もハート型してふたつでひとつ

薫風の中・・・
私もあなたと紅色ハートで一緒にいたい