February . 1
今月の「マドンナの夢ギャラリー」のBGMは
オズワルド氏作曲のMIDI「Luna」です
素敵なMIDIと共にお届けするこのギャラリーは
私からあなたへの愛のメッセージです
BGM  Luna
中央区難波 日本料理・川富  (2月1日)
     パンドラの箱


これ以上何が起きるというのか
何が起きても怖れず怯まず受け止める

もしもパンドラの箱に災いがあるなら
その災いの火の粉を浴びよう

立ち止まることなどできない人生
ゼンマイ仕掛けの人形のように
止った時が壊れた時

ここは私の分岐点 ここは私の通過点
パンドラの箱は悪魔の置きみやげ

私が悪魔に試される時


大阪市港区 海遊館  (2月2日)
   あなたの海になりたい


夢とロマンを追いかけるあなたは
女は足手まといだと言う

あなたを留めるのも愛
あなたを自由にしてやるのも愛

女の性(さが)が溢れゆく
断ち難い想いが身体(からだ)を襲う

波止場にもなれなくて
灯台(ひかり)にもなれなくて
最後に選んだあなたへの愛

この身を透明に化して
私はあなたの海になりたい


阿部野神社  (2月3日)
              節分


節分は旧暦では大晦日にあたり 明日から春(立春)を迎える
節分に豆まきをして
年の数だけ豆を食べると邪気が払われるといわれている

そして鰯を食べてヒイラギの枝に
魔よけとされる鰯の頭を刺して戸口に飾る風習がある
またその年の恵方を向き
太巻き寿司の丸かぶりをすると縁起がよいとされる

「福はうち〜 鬼はそと〜  福はうち〜 鬼はそと〜」
年明けの夜 寒さ厳しくて 月は煌々と明るい
大阪市立長居植物園  (2月4日)
       立春


たんぽぽよ 
おまえはそんなところにいたのか
寒いのかい? 首だけ出して

たんぽぽよ
おまえの根っこはとても大きく
強く逞しいんだね

私は春の花の中で
おまえが一番好きなんだ

太陽の形をして太陽の色をした
おまえが一番好きなんだ

今日は「立春」 もう春だよ


難波高島屋ギャラリー「猫展」 猫手大黒のお守り
                    (2月5日)
         君の香り


抱き寄せば 白檀の香 ほのかなり
   接吻したや 君のうなじに (マドンナ)


君の香りは白檀(びゃくだん)なり
高貴で雅な香りたちこめて
僕は身も心も君に埋もれて時を過ごす

「私を忘れないで」と手渡され
匂い袋がポケットに潜む

今日も君を感じて・・・ 密かに愛して・・・
大阪城公園  (2月6日)
         青春


わが青春 拓郎陽水 かぐや姫
  我れの心を 代弁するなり (マドンナ)


休日の公園では野外ライブたけなわ
早春の空に歌声が響きわたる

自分の存在を認めたくて感じたくて
若者たちは歌うことで自分を表現する

かつてはフォークソングに心震わせ
深夜番組のラジオに聴き入った

あの時の私も今の若者たちも何ら変りはない
青春を謳歌して 青春に酔いしれて

福井県・永平寺  (2月7日)
        雪どけ


春が来るわ 私たちとけてゆくのね
ときめいた時間はみんな流れてゆくの?

ねえ・・・ 忘れないで
私たちが愛したこと
私たちが交わした何億もの言葉

哀しくないの
今度はひとつの「水」に混ざり合い
あなたと私は春の小川を流れてゆく

ひとつの時代が終わり第2のステージへ
あなたと共に流れてゆく
そごう百貨店・心斎橋店  (2月8日)
     バレンタインハート


「愛している」の言葉を短冊に書いて
七夕飾りのように吊るしてみよう

それをお星さまにかざして想いを伝えよう
きっと天の川に届くはず

バレンタインの夜だけは
あなたの織姫になって再会したい
そして私が紡いだ愛を届けたい

バレンタインハートは一年分の想い
やっと逢えたあなたへの溢れる想い


自宅  (1月9日)
        恋占い


スキ キライ 花びら落とし 恋占い
   最後の一花 真実(まこと)の答え
               (マドンナ)


  怖くて答えが出せない恋占い
  いつだって自信がなくて
  いつだって臆病者で

  スキかキライか
  50/50の答えが出せない
  
  もっと私を愛して

Photo by Takeshi  島根県・瑞穂スキー場
                     (2月10日)
     春待ちの時間


ただひとつわかっていることは
あの山のむこうから
幸福という衣を着た春の妖精たちが
こちらに向かっているということ

どんなに厳しい冬であっても
時を重ねれば越えられるということ
それが人生であること

君はここで待っていればいい
自分を見失わず 微笑みを忘れず
ここで春待ちの時間を過ごしていればいい

私は強く生きようとする君が好きだ