Ｐhoto by Ｔakeshi オーストリア
ドナウ川と川下り （７月１日）
アヤの不安
ねえ ジョニー
オサムを探して オサムがいないの
ねえ ジョニー
オサムから連絡が途絶えた
オサムはどこにいるの？
オサムを愛して オサムを見つめて
オサムと呼吸を合わせていても
時々オサムがわからなくなる
ねえ ジョニー
男の人って空を飛べるの？
時々風船のように
空へ飛んで行ってしまうの？
今月の「マドンナの夢ギャラリー」のBGMは
オズワルド氏作曲のＭＩＤＩ「そばにいて」
素敵なＭＩＤＩと共にお届けするこのギャラリーは
私からあなたへの愛のメッセージです
Madonna
Ｐhoto by Ｔakeshi オーストリア・メルク
（７月２日）
オサムの逃避
爽やかな「おはよう」で目覚め
優しい「おやすみなさい」で眠りに就く
両手広げた愛の中にいて
それでも不安をぬぐいきれないのは
大人になり切れないオサムの焦燥と葛藤
一人でいるのはたまらなく寂しいけれど
時々地図にない道を歩きたくなる
こんなに愛しているのに「ごめんよ アヤ」
ここでブランデーを飲んだら帰るから
君が点してくれた灯りの部屋へ
Ｐhoto by Madonna ２００５年８月撮影 （７月３日）
ひまわりのようなあなたへ
いつも明るくて楽しくてスケールでかくて
あなたはひまわりのような人だった
ためらう私の手をぐいぐい引いてくれた
二人で坂道をのぼると夕陽が見えた
夕陽を見ながら恋の話をした
どんなことにも正面から立ち向かい
いつも私の幸せを願ってくれた
自分の幸せを半分私のポッケに入れてくれた
今年もあなたの好きなひまわりが咲く
ひまわりの花言葉 「あなたは素敵です」
Ｐhoto by Ｔakeshi
オーストリア ブルグ公園 （７月４日）
オフ会
私たちの永遠のテーマだったオフ会
二年前からの願いだったね
あなたはホームグランドの公園に
私を案内してくれると言った
芝生の上に寝転んで気持ちを声にして
いつまでも二人で語り合おうと
あなたに触れれば伝え切れなかったこと
きっとわかってくれるとお互いが信じた
そして・・・ 愛しいあなたにやっと逢えた
なぜか涙が溢れてきた
そう思った途端 夢が覚めて朝が来た
Ｐhoto by Ｔakeshi
オーストリア モントゼー （７月５日）
Dear my sister
ここは私のアパート
３階の３０２号室が私の部屋
住所も番地もシークレット
ここは私の秘密基地
あなたがドラキュラに追いかけられたら
私があなたをかくまってあげる
怖いドラキュラから私があなたを守る
それだけは約束したから大丈夫
だから今夜も安心しておやすみ
私の可愛い Sister よ
Ｐhoto by Yasunori 合歓 （７月６日）
無題
合歓の木よ 少し疲れたよ
私 あまりにも駆けて来すぎた
雨が降るとホッとするよ
だって雨宿りできるから
もう何も考えたくないし
何も求めず生きてゆこう
合歓の木よ 少し疲れたよ
おまえの優しい花びらに
そっと包まれて眠りたい
「Ｊuly.１」のこのページのギャラリーは
友人Ｔakeshiさんと実兄の温かいご厚意により
大切な写真をお借りして掲載しました
素敵なページを創作出来たことを心から感謝しています
Madonna
Ｐhoto by Madonna （７月７日）
七夕
今宵 天の川ではふたつの星がめぐり逢う
その儚くて切ない逢瀬は幾千年もの間
終わることなく繰り返されてきたラブストーリー
天の川 夜間飛行で ひとっ飛び
愛しい君が われを待つ夜
ニューヨーク行きの航空券が２枚ある
今を捨ててニューヨークで新しい出発を
そう誓った男と女がいる
二人の前に横たわる天の川を越えた瞬間
ふたつの星がひとつに重なり合う
成田空港１９時３０分発 ニューヨーク行き
ノースウエスト２１便
七夕の夜 恋の夜間飛行
Ｐhoto by Ｔakeshi オーストリア
ウィーン プラーター観覧車 （７月８日）
１５分
観覧車の想い出 覚えていますか？
ゆっくりゆっくり・・・回るゴンドラ
地上から遠ざかる時 現実が遠ざかった
そこは二人の宇宙空間
頂上に来た時
あなたは私を抱き寄せキスをした
甘い時間はすぐに終わり
地上が近づくと 現実も近づいた
たった１５分の想い出が
私の人生で最も輝いた１５分
決して忘れることはない
Ｐhoto by Ｔakeshi
ウィーン 市立公園 （７月９日）
おまえは今どこに
私の青い鳥 チルチルよ
おまえは私の手から飛び立った
おまえはいつか帰って来るのかい？
それとも広い空がお気に入り？
今日もここで待つのは
おまえが木陰に隠れていそうでさ
雨が降ると翼が濡れないか
風が吹くと飛ばされないか
心配は尽きないよ
チルチルよ おまえは今どこに？
Ｐhoto by Yasunori やまもも （７月１０日）
やまももの詩
ねえ・・・・
広子ちゃん 絵里ちゃん 博哉ちゃん覚えてる？
やまももを採りに裏山に冒険に行った日のこと
夏でもうす暗くて 何だか怖くて
四人で手を繋いで裏山に入って行ったね
シジュウカラやホオジロやメジロがいて
モズやムクドリやキセキレイもいたから驚いたね
山の中って鳥の鳴き声がBGM
三人で袋いっぱいのやまももを採って食べたね
口の中が真っ赤で吸血鬼みたいって笑ったね
今でもやまももを見るとふるさとに帰りたくなるよ
そして裏山を冒険したくなる
時々 私の原点に戻りたいと思う時があるよ
