May . 3
BGM 「そばにいて」
今月の「マドンナの夢ギャラリー」のBGMは
オズワルド氏作曲のMIDI「そばにいて」です
素敵なMIDIと共にお届けするこのギャラリーは
私からあなたへの愛のメッセージです
高槻しゃくなげ園  (5月21日)
         無題


森の妖精を探してここまで来た
ここから先は樹海が広がる
一歩踏み出すともう戻れないかもしれない

1本1本の木に赤いリボンを結んで奥へと進む
リボンが無くなった時 進むか戻るか
勇気と決断と運

あなたは運を信じて勇気ある決断が出来ますか?
森の妖精に出逢うとあなたの願いが成就する
あなたは進む? それとも戻る?

私? もちろんリボンの先へ進みます
ためらいは捨てた
自分の運命を信じて一か八かの賭けをする

我が人生に悔いは無し これからも悔いは無し
真っ直ぐに進んで行きたい
大阪阿倍野区 中央公園  (5月22日)
         恋の花


白い花びらに想いをこめて・・・・
「好き 嫌い 好き 嫌い 好き 嫌い」

答えを出すのが怖くて震える手
マーガレットの恋占いはあなたと私の想い出

たくさんの花が周りにあるのに
乙女が恋占いに使う花はマーガレット
なぜならマーガレットの花びらは奇数が多い

神さまが恋する乙女のために
マーガレットの花びらに奇数の枚数を与えた

それは誰も知らない神さまのシークレット
大阪 天保山  (5月23日)
        お絵描き


キャンバスに描く絵画は人それぞれ
夢を描く人 現実を描く人 逃避を描く人

大人になると口をつぐんでしまう
保身術を身につけて自分を表現できない時がある
肯定もせず 否定もせず ただ曖昧に
それが賢い生き方なの?

子どもの絵画は愉快で楽しい
子どもほど素晴らしい感性の持ち主はいない
素直に心模様を描けるから

私ももう一度童心に戻って
真っ白なキャンパスに
本当の心模様を描いてみたいと思う時がある

大阪市立長居植物園  (5月24日)
        無題


川が流れる  ああ・・・川が流れる
この流れをせき止めることは出来なくて

人生が流れる  ああ・・・人生が流れる
流れる時間を止めることは出来なくて

昨日と同じ今日ではない
今日と同じ明日ではない

この瞬間もたった一度だけのきらめき

私たちは人生という長い川を下ってゆく
川の流れは止められない
私は舵を取りながらどんどん流されてゆく

大阪市立長居植物園 チェリーセージ  (5月25日)
         姉妹


紅い花 ふたつ寄り添い 何を語る
心の痛みを分け合って 喜びはいつも二倍に

箱の中に残ったキャンディーひとつ
姉妹はこんな会話をした

「お姉ちゃんはお腹いっぱいだからお食べ」
「私 今歯が痛いからお姉ちゃんが食べて」

お腹いっぱいでも歯が痛いのでもない
お互いを思いやっての二人の嘘

私にもそんな姉妹がいたらなぁ・・・
貴女の目を見ながら一晩中語り明かしたいよ
        若葉のころ


若葉の碧さが目にしみる
もう何年も前から毎年五月にみる夢がある

新緑のトンネルを二人で歩いている夢
学生服のあなたとセーラー服の私がそこにいる

ペタンコの学生かばんを小脇にかかえ
絶対に帽子をかぶらなかったあなたと
いつもおさげにして紺のリボンで結んでいた私

恋と呼ぶには幼すぎて
気持ち打ち明けられずに季節は過ぎた
そしてあなたとの交換日記だけが残った

夢の中の二人は永遠に高校生
若葉の季節は私を胸キュンにさせる
今頃・・・ マジであなたに逢いたいと思う
大阪北区茶屋町  (5月26日)
(5月27日)
   Congratulation!


真っ赤な飛行機に乗って
あなたの街まで飛んでゆきたい

バラの花束とワインを持って
今日はスペシャルな一日だから
あなたに逢いにゆきたい

チャーターした真っ赤な飛行機は
私だけの専用機
スヌーピーも一緒に連れてゆきましょう

ケーキのボタンを押すとメロディーが流れる

「Happy Birthday to you♪」 と

Congratulation!

大阪西区靱本町 靱(うつぼ)公園  (5月28日)
             バラの魅力


今年も各地のバラ園でバラの花が見ごろを迎えた

大阪では今年「世界バラ会議大阪大会2006」が開催され
世界中からバラの愛好家たちが一同に集まった
この大会はアジアで初めて開催されたものだった(5月11〜17日)

「世界バラ会議」を機に
「美しい大阪をつくる100万本のバラの会」という市民運動もスタートした
大阪市内のいたるところにバラを植栽して
浪速の街をバラの咲く美しい街並みにしようという試みです

毎年バラの魅力に心奪われてカメラを向ける
私にとって女王さまはやはり「バラの花」のような気がする
帝塚山音楽祭2006  (5月29日)
       ジプシーの想い


タンゴやルンバやブレリアのリズムに合わせて
情熱の踊りをあなたの前で披露する
その時の私はひとりのジプシー

その昔・・・
盲目のジプシーが自分の想いを伝えるために
一晩中踊り続けて夜明けとともに息を引き取った

床を打ち鳴らすフラメンコシューズには
ジプシーの血がにじんでいた
その想いは誰に伝えたかったのか謎のまま

「星空のフラメンコ」の曲には
盲目のジプシーの哀しい想いが宿る
カスタネットの音がいつまでも切なく鳴り響く
大阪天保山  (5月30日)
大阪市立長居植物園  (5月31日)
       空を見上げて


まわれ・・・ まわれ・・・ まわれ・・・・

空高く 私の心を雲に乗せ ゆっくりと地球を
まわれ・・・ まわれ・・・ まわれ・・・

哀しさも虚しさも切なさも もういらない
余計な感情など私にはお荷物なだけさ

生まれて来た時 何も持たずに来たのだから
旅立つ時も何も持たずに想い出さえも置いていこう

でなければ空は飛べやしない

すべてのことがらに もう何の未練もないさ
所詮この世は儚い夢芝居
         幸せ家族


パパがいてママがいてボクがいてジョニーがいた
公園でお弁当食べてキャッチボールして
ボクたちはいつも楽しい幸せ家族

そんな人並みの幸せも手に入れた
夢のような時間はあっという間に過ぎて行った

ジョニーは老犬になりキャッチボールはしなくなり
あの時ママがつぶやいた
「時間よ止まれ」の意味がわかりかけて来た

大人になると夢はなかなか叶えられなくて
どんどん遠ざかってゆく
それでも人は一生懸命我が道を歩いてゆく

それが幸せ家族の法則なのか