人生という名の航路
闇の中を無我夢中で飛んできた
いつかは朝が来るとひたすら信じて飛んできた
私の翼は進むために作られたもの
人は生きるために生まれて来た
立ち止まらず後戻りせず進むために人生はある
人生という名の航路は決して順風満帆ではない
けれど人は屈することなく進まなければならない
どんなに闇の中にいたって大丈夫
いつか東の空が茜色に染まり朝陽が昇る
そしてあなたの新しい一日が始まる
今 ２００６年の幕開けである
（１月１日）
住吉大社 （１月２日）
２００６年の私
初詣に行きおみくじを引いた 「大吉」だった
確か昨年も「大吉」だったと思い ２００５年のギャラリーの1月２日を見た
驚いたことに昨年引いたおみくじと今年引いたおみくじの番号が一緒だった
こんなことってあるのだろうかと・・・不思議な気持ちでいっぱいだった
けれど「大吉」が重なったのだから喜ぼうと思った
きっと今年も昨年のようにいいことが重なるのだと解釈した
持ち帰ったおみくじを昨年同様 庭のケヤキに結びつけた
幸せがほどけないようにしっかりと結んだ この場所なら神様から見える
初夢
初夢に見ると縁起がいいとされる筆頭が
「一富士 二鷹 三なすび」
これにはいろんな説があってそのひとつに
徳川家康の好きなものを並べただけというもの
富士山を見て 鷹狩りをし 茄子を食べるのが
家康の幸せだったとか
家康の幸せにあやかろうということだろうか
また縁起を担いだ語呂合わせで
富士＝無事 鷹＝高く なすび＝事を成す
と言われている
あなたはどんな初夢を見ましたか？
（１月３日）
山中湖から見た富士山 Photo by AandM
（１月４日）
福袋
福袋を買った
毎年 開店前から並ぶ福袋争奪戦には敗れて
たいした福袋が買えないけれど
金額の３倍以上のものが入っている
福袋を開ける時のドキドキする気持ち
福がいっぱい出てきた時の喜び
正月ならではの庶民の楽しみである
優しさや温かさがいっぱい詰まった福袋
どこかに売っていませんか？
そんな福袋があれば
あなたも私もきっと並んで買うのにね
（１月５日）
２００６年を記録する
家族が仕事始めとなり私にも日常が戻って来た
毎年暮れに新しい家計簿と手帳を購入して
新しい年から記入し始める
今年で３０冊目の家計簿と手帳だ
領収書を貼った大学ノートも１００冊近くある
それが我が家の経済状態を記録したもの
リアルに正確に記録した家計簿や手帳を紐解けば
私はちょっとした経済学者だと自負する
さあ・・・今年も我が家の歴史が記されてゆく
穏やかな日々であることを望む
架け橋
今年もたくさんの友人から年賀状を頂いた
その中には
小学三年生の時に転校して行った人と
今もなお年賀状のやり取りをしている
姉妹のように付き合っていたのに
ご主人の転勤で遠くへ行ってしまった人もいる
近くにいてもなかなか会えない人もいる
一枚の年賀状から
懐かしい人のあの顔この顔が浮かんでくる
年賀状はあなたと私を繋ぐ心の架け橋
（１月６日）
（１月７日）
七草
新年を迎えて一週間が経つ
今日は「七草」だ
せり なずな ごぎょう はこべら
ほとけのざ すずな すずしろ
春の七草を入れてお粥を炊こう
正月のご馳走に少し胃腸を休めて
今日は七草粥で温まろう
今年一年の無病息災を願って
家族団らんでお粥を食べるもまたよし
住吉大社 （１月８日）
青空に向かって
真っ青な空に「お〜い」って呼びかけたら
すずめが大きく大きく輪を描いた
まあるくまあるく輪を描いた
角を取って今年は大きくまあるく生きてゆこう
一日の時間は神様から平等に与えられる
人生は少しだけ誰かが長くて誰かが短いだけ
いつも青空に向かって微笑みながら
大きくまあるく生きてゆこう
たった一度の短い短い人生じゃない
（１月９日）
祝・新成人
今年全国で２０歳を迎えた新成人は１４３万人
今日から大人の仲間入り
今 一斉にスタートラインに並んだ
これから船出してゆく新成人たち
人生はいい日ばかりではない
けれど人生は悪い日ばかりではない
人生の舵（かじ）を取るのは自分
自分の中の羅針盤を信じて
進もう 進もう
明日に向かって胸を張って進もう
十日戎
「 商売繁盛で 笹持って来い♪ 年の初めの えべっさん♪
今宮戎で 福もろて♪ 商売繁盛で 笹持って来い♪
」
そんなお囃子と共に昨日から始まった浪速のえべっさん
ここは商売繁盛を祈願する今宮戎神社
毎年１００万人以上の人が参詣する
今年の福娘から吉兆（縁起物）をつけてもらって
少し耳の遠いえべっさんに大声で祈願する
「えべっさ〜ん！今年もほんまにたんのまっせぇ〜！」
今宮戎神社 （１月１０日）
