素敵なお話 (3月5日)
胸がキューンとなるお話です。 彼女は小学生の時、
転校して行った。 同級生だった。
そして今日、彼女と再会した。 あの時から年賀状だけで
続いていた友情で、毎年のように年賀状には
「春になったら会いましょうね」と、書き添えて来た。
今日彼女はマドンナの昔からの年賀状と、
小学校の時のクラスの名簿を持って来てくれた。
二人の長い歴史に、お互い胸がいっぱいになった。
山あり谷ありの人生の中で、この再会が10年前でも
駄目で、10年あとでも駄目だったような気がする。
再会の余韻を噛み締めながら、今夜は彼女に頂いた
ハーブティーを飲もう。 会いたかった人にやっと会えた。
二人の間には41年の歳月が流れ、季節はすっかり春。
市松人形 (3月3日)
このお人形はマドンナの市松人形です。
自分の為に迎え入れた「いちまさん」。
昨年は節目の年だったし、自分の為に何か
ご褒美をと思い買ったもの。
嬉しい時は一緒に喜んでくれ、悲しい時は
一緒に泣いてくれ、辛い時はその辛さを半分
背負ってくれそうな気がする。
今日はマドンナといちまさんのお節句。
おひな祭り (3月3日)
今日は楽しいひな祭り。 七色の具を入れて、
娘の為にちらし寿司を作った。 七色のちらし寿司は、
初節句の時から 毎年欠かさずして来た母心。
お内裏様とお雛様にもお飾りした。
もう二十余年、ささやかでもこうしておひな祭りを
お祝い出来る幸せを噛み締める。
東大寺二月堂・修二会 (3月2日)
凍てついた空気もやわらぐ弥生三月。 古都・奈良の風物詩、お水取りが始まると、
春はもうそこに! 梅、椿、桃 ・・・。 三寒四温のお天気とともにパステルカラーの
季節の訪れ。 たいまつが夜空に舞い上がり、火の粉が舞う。 はらはらとこぼれる
小さな無数の火を見ながら、花のようだと思った。 花びらが惜し気もなく散っていく
春の日盛りを しんしんと凍るような寒い夜に連想してみてはどうだろう。
歓声の中から聞こえてくる 「春の足音」。