花・7月 1
ラベンダー・布引ハーブ園   (7月1日)


   異人館の立ち並ぶ北野から、ゴンドラリフト「神戸夢風船」に乗って10分。
  神戸の港を見下ろす小高い丘の上にこのラベンダー畑がある。
  園内は広々としていて、四季折々の花が咲き、ハーブガーデンやレストランもあり、
  神戸のおしゃれなスポットとして知られている。 
  約5000株のラベンダーが 今一斉に咲き始め見ごろを迎えた。
  紫色の風が吹くと甘い香りが漂い始め、頭上には「夢風船」が揺れている。
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ブーゲンビリア・阿倍野区   (7月2日)

   カレンダーを1枚めくっただけなのに、
  7月の文字に初夏を感じる。
  梅雨はまだ終わらなくて、ジメジメしていても、
  こんな南国的なお花をUPしてみたくなった。
  お花を贈る時、贈る相手に伝えたいのが
  その花の「花言葉」。
  ブーゲンビリアの花言葉は「情熱」。
とうもろこし・有田   (7月4日)

   被写体にレンズを向ける時、その想いはさまざま。
  私は実のなる野菜や果物を撮る時、そこから計り知れない
  エネルギーを頂いているように思う。
  元気づけられ、勇気づけられ、「ホラ!僕らを見ろ」って
  言われているような気がする。
  てっぺんのおヒゲは彼の勲章のように見える。
  嬉しい収穫は間近だ。
胡瓜・有田   (7月6日)

   黄色い胡瓜の花が咲いた。
  そしてその花のあとに嬉しい実をつけた。
  丹精こめた分だけ実は大きくなり、喜ばせて
  くれる。 気持ちは通じている。
  この季節、畑の花たちは美しさを競い合って
  咲いている。
茄子・有田   (7月8日)

   下向きかげんに咲く茄子の花にカメラを向ける時、
  地面に肘を落として撮らなければならないほど。
  「上を向いておくれ」と無理に向けさせても、
  すぐにまた下を向いてしまう。
  何を物思いにふけっているのだろう。
  茄子は夏の野菜の王様。
  万能の調理方法で、味覚を楽しめる。
柿・有田  (7月9日)

   秋の収穫まであと何日あるだろう。
  もうこんなに可愛い実をつけて、ワクワクさせる。
  どんな自然をも逆らうことなく受け入れて、
  一日一日を懸命に生きる。
  長くて険しい道のりを制覇したものだけが
  秋の黄金色の喜びを知る。
  柿の木の下では、教えてもらうことが多い。
  
モナルダ・阿倍野区  (7月12日)

   燃えるような花にハッとさせられる。
  和名を 「 タイマツバナ 」という。    
  本当にお松明のようだ。
  ハーブの一種で、花と葉はハーブティーや
  サラダ、ポプリなどに使われる。
  赤い色が夏の到来を知らせてくれる。
  花言葉は 「 燃えるような想い 」
サントリナ・住吉区  (7月13日)

   銀灰色の葉が綿毛でおおわれていて、
  香りも独特で防虫効果がある為、モスバックとして
  よく利用されている。
  ハーブの一種で、別名をコットンラベンダーという。
  白っぽい葉のハーブは、シルバーハーブといい、
  最近人気が高まっている。
  金のボタンのようなチャーミングな花を咲かせ、
  可愛らしさに癒される。
  
ハブランサス・住吉区  (7月14日)

   アマリリスを小さくしたような花で、
  雨の降ったあとによく開花するので、原産地の
  中南米では 「レインリリー」 と呼ばれている。
  背丈は小さいが優しくて少女のようだ。
  梅雨時の貴重な花で、その色合いが
  雨の憂鬱を消してくれる。
ヒペリカム・有田  (7月15日)

   美容柳の新種で、黄色い花が終わったあとに
  真っ赤な実を結ぶ。
  実は食用ではなく観賞用。
  アレンジメントフラワーでは、可愛い脇役を
  務めてくれる。
  太陽に照らされるとキラキラと輝いて、
  まるでルビーのようだ。