花・4月 1
ポトスの子供達パート3・自宅  (4月8日)

   このポトスは一番いい場所にいて、いつも
  イキイキしている。 玄関の下駄箱の上に
  きちんと並んで、最初にお客様のもてなしをしてくれる。 
  大きい方はお母さんポトスと同じ鉢だから、
  「チーママ」って感じだ。 色艶があり、葉の付きがよくて、
  勢いがある。 そしていつも元気を分けてくれる。
源平桃・阿倍野区  (4月4日)

   友人宅の庭に植えられていた源平桃。 一本の枝に紅、白、ピンク、混合の花が咲く。
  ハッとするほど可憐な花姿。 桃は昔から邪気を追い払う霊力があるといわれる。
  ひな祭りに供えられることや、「桃太郎の鬼退治」のおとぎ話ができたのも そんな説からだとか。   
  息をのむほどの鮮やかな桃に、しばらくの間見とれていた。
レンギョウ・阿倍野区  (4月3日)

   早春に咲く花には何故か黄色い花が多い。
  レンギョウ、ロウバイ、満作、アカシア、菜の花・・・。
  鮮やかな黄色で、まっ先に春を知らせてくれ、
  冷たくて長かった冬の終わりを実感する。
  蝶の羽を思わせるレンギョウの花が春を先がけて
  咲いていた。
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れんげ草・有田  (4月12日)

   一泊で一人暮らしの母を尋ねた。 親孝行したマドンナへのご褒美なのでしょうか?
  いとこの車で買い物に出かけた帰り道、こんなれんげ畑を見つけた。 昔は春になると、
  休耕田を利用していたる所がれんげ畑だった。 今は住宅地が多くなり、こんな田園風景も
  なかなか見られなくなった。 
  子供の頃、れんげ畑の紅いじゅうたんの上にゴザを敷いて、母の手作りのお弁当を食べた。
  そしてれんげの中に埋もれて寝そべると、ミツバチのおしゃべりが耳に優しく、眠り込んでしまった。
  空はどこまでも青く、マドンナはれんげ草の中で夢をみた。