花・2月 1
沈丁花・阿倍野区  (2月21日)

   開花した沈丁花を探すのは雑作もないこと。 香りを辿れば見つけられる。
  地味で目立つ花ではないけれど、春をまっ先に教えてくれる花。
  つぼみの時期が長く、年が明けた頃から膨らみ始める。
  小さな花達がぼんぼりのように集まって、開花の春を待つ。
  そして誰もが 甘い香りに思わず立ち止まる。
  香りが写真に写ればいいのになと、この花を撮る時ほど感じたことはない。
大阪城梅林  (2月17日)

   紅白の梅の波間に天守閣が浮かび上がり、息をのむほど美しい。
  大阪市内随一の梅の名所が ここ「大阪城公園」。
  93種類、約1250本が咲き誇り、甘酸っぱい梅の香りが辺り一面をおおう。
  「春告花」である梅が 天守閣と美しさを競う。
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