ブーレエの門
古代ではアクロポリスの入口として使われていた門
今は見学順路の関係で 出口として使われている
深くて意義のある見学でした
アクロポリスの美しい神殿のことは忘れないでしょう
アテナ・ニケの神殿
ペルシャ戦争の勝利の記念に建てられた
この神殿はアテネ市内のいたるところから見える
全て大理石を重ね合わせて建てられている
イオニア式の北側入口の廊柱や東側の柱
また南側露台の6人の女神柱が特に美しい
白い大理石の神殿は周りを47本の柱で囲まれている
屋根の最上部から地面までの高さと建物の幅の比率が
1対1.618の黄金比になっている(数学的な計算に基づいて建築)
カリアティード(柱)となっているエレクティオンの少女像は6体
実物の4体はアクロポリス博物館に 1体は大英博物館の至宝
アテナ・ニケの神殿(階段より右) 勝利の女神・ニケが
永遠にアテネに留まるようにと翼を切ったニケ像を安置した
「翼なき勝利の女神の神殿」と呼ばれていた
ヘロド・アティクス音楽堂
斜面に設けられた客席は32段で5000人収容できる
ここから上へ上へと上っていきます
ギリシアの古代遺跡のハイライトといえば アクロポリスです
アテネのアクロポリスは 高さ70mほどの丘の上に広がる古代ギリシアの聖域
紀元前5世紀頃に パルテノン神殿を始めとする神殿や劇場が建てられた
数学的な計算に基づいた究極の構造美と 破風や柱梁を飾るみごとな彫刻美の融合
パルテノン神殿は建築とアートが一体となり 時空を超えたモニュメント
1687年にトルコと争っていた時 砲弾が命中し廃墟と化したパルテノン神殿
1987年に世界遺産に登録され 19世紀に始まった復元工事は今も尚続いています
BGM そばにいて 写真と言葉=マドンナ
ドリス式の柱
建物の周囲160mに46本の柱が立っていて
1本の柱の高さは10mで下部の直径は約2メートル
パルテノン神殿=ドリス式の柱
ギリシア建築の中に「オーダー」という言葉があります
オーダーとは円柱・台座・柱頭のことをいい
アクロポリスでは その美しさに触れることができました
重厚なドリス式のオーダー(柱)で 荘厳な印象を与え
繊細なイオニア式のオーダー(柱)で 優雅さを感じました
音楽堂から見えていたのはフィロパポスの丘の記念碑
パルテノン神殿はドリス式の建築の最高傑作といわれている
古代アテネの栄光を象徴するかのようです
柱の1本1本に長い歴史が脈打っているようだ
計算された比率によって得られる調和のとれた美しい姿は
後世の建築のお手本となった
アテネの街
展望台 ここは国旗掲揚台にもなっている
ここに上がると眼下に見えるアテネの街が美しい
パルテノン神殿は1834年から修復工事が始まっている
東側から見たエレクティオン神殿
どこからみても美しい姿を見せてくれる
パルテノン神殿が重厚で男性的なのに対して
エレクティオン神殿は繊細で優美な女性的な印象
エレクティオン神殿
パルテノン神殿の北側に立つ
素晴らしい眺め
前門(プロピュライア)
1万5000人の観客が収容でき 観客席の最前列は来賓席
今でも背もたれのある大理石の席が残っている
アクロポリスの遺跡の正面ゲート
ヘロド・アティクスという大富豪が市民に寄贈した音楽堂
遠くに見えるのは・・・・
オリーブの木にどれほど出会ったことでしょう